子どもの靴、また買い替え?「大きめ」を選ぶ前に知ってほしい捨て寸の話

子どもの靴、また買い替え?「大きめ」を選ぶ前に知ってほしい捨て寸の話

この記事のポイント
すぐサイズアウトする子ども靴。少し大きめを買って長く履かせたい、という考えには家計の事情もあります。ただし、大きい靴が必ずしも経済的とは限りません。
靴の「捨て寸」は、将来の成長のためではなく、今の足指が動くためのゆとりです。サイズ表記だけで余裕を足し算せず、何を基準に選ぶべきか考えます。

「少し大きめなら、長く履ける」は本当でしょうか

「この前買ったばかりなのに、もう小さい」。子どもの靴は買い替えの間隔が短く、出費がかさみます。少し大きめサイズにしておこう、と思うのも自然なことです。

ただ、足の健康という側面からみると大きすぎる靴は不適切であると言われています。足が靴の中で動いて歩きにくかったり意外な盲点になっています。長く履くつもりで選んだ一足が、こどもの足の負担になってしまいます。

「早く大きくなるから」という理由だけでサイズを決めずに、足に適切な余裕はどのくらいなのかを知っておきたいところです。

捨て寸とは

靴のつま先には、歩くときに足指が動かせるよう「捨て寸(すてすん)」という適度なゆとりがあります。これは歩行や運動時に必要な空間のためにつくられています。将来の成長を見越して確保されている訳ではありません。

もう一つ、通販でのサイズ選びの際に気を付けたいのが、靴の「表示サイズ」と「内寸」の違いです。表示が13.0cmでも、靴の内側がぴったり13.0cmではなく、多くの商品がつま先に「捨て寸」の余裕を見込んで設計されています。

RIOの公式FAQでは、素足の寸法と靴の内寸の差として、足長方向に0.5〜1.0cmのゆとりをもつことを案内しています。これは「足が13cmなら14cmと表示された靴を買う」という意味ではありません。

数字だけを見ると同じ「1cmの余裕」に思えても、靴の中の余裕と、表示サイズを1cm上げることは別でサイズを1cmあげると1cmプラス捨て寸相当の1.5−2.0cm相当大きくなることを意味します。ここを混同しないだけで、大きすぎるサイズを選ぶリスクを減らせます。

実寸プラス0.5-1.0cmくらいの余裕を意識して

靴が大きすぎると、歩くたびに足が前へずれ、余裕のあるはずのつま先が靴の先端に当たることがあります。かかとや甲がゆるい場合は、靴の支えも生かしにくくなります。

一方で、つま先の余裕がないのも足指の動きの邪魔になってしまいます。かかとや甲がしっかり固定された上で0.5-1cm程度の足指の動く空間が両立していることが理想といえます。

大きすぎる靴で起こる前滑りや歩きにくさは、すでに公開している第7回で詳しく紹介しています。
関連記事|大きめを買えば安心、は間違い。子ども靴は“大きすぎ”も危険です

子供の健康を考えるなら「今の足に合う一足」を

大切なのは、高い靴を買うことでも、買い替えを急ぐことでもありません。まだ足に合う靴を無理に替える必要はなく、逆に、大きすぎる一足を先に履かせることが節約になるとも限りません。

RIOの「足にいいベビーシューズ」は、かかとを支えるスタビライザーや、甲に合わせて留められるベルトなど、足へのフィット感を大切にしています。こうした機能も、今の足に合うサイズを選ぶことが前提です。

靴は買い替えられますが、子どもの足は買い替えられません。長く履かせたい気持ちを大切にしながら、今日の足に合うかどうかを判断の中心に置いてみてください。

よくある質問|大きめサイズと捨て寸

Q1. 足の実寸が13cmなら、14cm表記の靴を買えばよいですか?

一概には言えません。表示サイズと靴の内寸は同じとは限らず、商品ごとにサイズの考え方が異なります。「捨て寸として1cm必要だから、表示サイズを1cm上げる」とは考えないでください。

Q2. 子ども靴は、一定の月数ごとに買い替えた方が得ですか?

成長の速さにも靴の傷み方にも個人差があります。買い替える時期を一律に決めるより、今の靴が足に合っているかを基準に考えましょう。
また靴底が極端にすり減って足が傾くような状態は購入時期にかかわらず買い替えが推奨されています。

RIO「足にいいベビーシューズ」を詳しく見る

babyshoes

RIO|足にいいベビーシューズ

大切なお子さまの足に、毎日安心して履かせられる一足を。
RIOの「足にいいベビーシューズ」は、かかとのサポートや履きやすさ、歩きやすさを考えた機能性シューズです。

RIO|足にいいベビーシューズの10大機能を見る

足の健康を考えた、専門家の知見を取り入れた靴づくり

―医師監修-
足の健康を知り尽くした専門家が監修

RIO「足にいいベビーシューズ」医師監修者のご紹介

寺師 浩人 先生

神戸大学 名誉教授
一般社団法人 日本フットケア・足病医学会 前理事長

寺師先生からのメッセージ
私はこれまで長年足の健康を研究をする中で幼少期からのケアが足の一生を左右することに気づきました。RIOのベビーシューズは、大切なお子さまの足の健康を真剣に考えたおすすめの一足です。

あわせて読みたい|こども足コラム

足の成長はいつ止まる?年齢別・足の成長スピードの違い
子どもの足の成長について、年齢ごとの特徴を知りたい方へ。

大きめを買えば安心、は間違い。子ども靴は“大きすぎ”も危険です
大きすぎる靴で起こる前滑りや、歩きにくさについて詳しく知りたい方へ。

この記事のタグ

RIO BLOG一覧に戻る